以前から洗車する度に気になったけど、そのまま放置し続けたのがフロントグリルの汚れです。
通常の洗車やコーティングのクリーナーで磨いてもシミを取り除くことができません。遠くからだと分かりにくいので少しアップしてみます。
シルバーの塗装面に対して黒く水あかのような跡があります。汚れが悪化しなければ、放置しようと思ったのですが、徐々にシミの数が増えてるような気が。。。
調べてみると、レガシィや他車種でも同様の症状に悩む方がいるようです。
グリルの汚れを除去できないか、市販ケミカルで実際に試してみました。
グリルの水シミ落としに使用した市販ケミカル
まず、検証で使ったのはバイクのレストアで定評のある「花咲かG」です。
花咲かGは微量にコンパウンドを含みますがコーティングを削る作用は少なめです。ガラスコーティングの撥水性を強力に除去するものとして、カー用品で昔から販売されている「リンレイ 水アカスポットクリーナー」があります。
「花咲かG」でダメなら、こちらを使用してみようと思います。
Youtubeで調べると、「リンレイ 水アカスポットクリーナー」は強烈にコーティング効果を落としていました。
グリルの汚れ除去に応用できるかもと期待しています。
花咲かGの結果
花咲かGはペーストタイプであり、マイクロファイバークロスへ適量とって磨きます。
ノビが良いので少量ずつ塗り広げることができます。少し磨くとコンパウンドで汚れの色が浮かび上がります。
2回くらいに分けて磨きました。WAX効果もあるので光沢は満足ですが、肝心の汚れはあまり取り除くことができませんでした。
「花咲かG」は軽い汚れまで使える印象でした。
リンレイ 水アカスポットクリーナ―の結果
コンパウンドで少し薄くなったものの塗装を削るのは抵抗があります。そこで、水垢落としで定評のある「リンレイ 水垢スポットクリーナー」を試してみました。
「リンレイ 水垢スポットクリーナー」はスプレータイプであり、泡立って出てきます。濡らしたスポンジへスプレーしつつ塗り広げていきます。
グリルへ水をかけると、表面の水がベタっとしており撥水性が見事に無くなりました。
さっと拭き上げた結果がこちらです。
表面の濃い汚れがだいぶ薄くなりました。ただ、完全に除去するのは難しいようです。
ディーラーでグリルの汚れについて確認してみた
レガシィや他車種でも悩んでる方がいると思いますし、すでに誰か解決策を持ってるかもと期待しつつ、スバルのディーラーで確認してみました。
サービス担当者から、コンパウンドで削れば多少とれるとのことでした。塗装に不安があると伝えるとコーティング専門店に相談することが提案されました。
現時点では完全に除去は難しいかもしれません。
まとめ
軽度の汚れは、「花咲かG」で対応できそうでした。日数経った汚れの場合、まず「リンレイ 水アカスポットクリーナー」を試してコンパウンドで磨くいう流れが良さそうです。
市販クリーナーで完全に除去するのは難しそうなので、ある程度汚れが目立つようになったら「リンレイ 水アカスポットクリーナー」だけでいくのが一番安全かもしれません。